ホットドッグのパンの選び方|ドッグパンの種類と家庭での焼き方

ホットドッグのパンの選び方|ドッグパンの種類と家庭での焼き方 パン

ホットドッグのパンとは、ソーセージを挟むための細長いパンのことで、日本では「ドッグパン」「ホットドッグロール」などの名前で売られています。やわらかいロールパンタイプが定番ですが、コッペパンやバゲットで作ることもでき、パンの選び方でホットドッグの印象は大きく変わります。家庭で焼く場合も、基本のロールパン生地を細長く成形すれば作れます。

ホットドッグ用のパンの種類

ホットドッグに使われるパンは、大きく分けて次のような種類があります。それぞれ食感や切り込みの入れ方が違います。

パン 特徴 合うホットドッグ
ドッグパン(ホットドッグロール) ソーセージに合わせた長さの、やわらかいロールパン。切り込み入りのものも多い 定番のケチャップ・マスタード
コッペパン ふんわりした紡錘形のパン。日本の学校給食でもおなじみ キャベツをたっぷり挟む昔ながらのホットドッグ
ロールパン 小さめで甘みのあるパン。食べやすい 朝食や子ども向けの小さなホットドッグ
バゲット・フランスパン 皮がパリッとして噛みごたえがある 太めのソーセージ、チーズを合わせたもの
ブリオッシュ風のパン バターや卵が多く、リッチな味わい 具だくさんのごちそう系ホットドッグ

アメリカのホットドッグ用パン(ホットドッグバンズ)は、横から切り込みを入れたものが一般的です。地域によっては、上から切り込みを入れ、側面が平らになるように焼いたパンも使われます。日本のパン屋さんのドッグパンも、上から切るタイプと横から切るタイプの両方があります。

パンを選ぶときのポイント

ホットドッグをおいしく作るには、ソーセージとパンのバランスが大切です。

  • 長さ:ソーセージがパンから少しはみ出すくらいが見た目もよく食べやすい。短いソーセージなら、ロールパンで十分
  • 太さ:太いフランクフルトソーセージには、しっかりしたパンが合う。細いウインナーなら、やわらかいドッグパンやロールパン
  • 食感:やわらかいパンは具と一体になりやすく、皮のかたいパンは香ばしさと噛みごたえが楽しめる
  • 甘み:甘めのパンはケチャップと、甘さ控えめのパンはマスタードやザワークラウトと相性がよい

スーパーで手軽に選ぶなら、ドッグパンやロールパンのほか、袋入りのコッペパンも使いやすい選択肢です。フランスパンを使う場合は、フランスパンの中でも細めのものを選び、切り込みを入れて中を少しくりぬくと、ソーセージが収まりやすくなります。

家庭でドッグパンを焼く

ドッグパンは、ロールパンと同じ生地で作れます。分量はレシピによって違いますが、強力粉にドライイースト、砂糖、塩、牛乳や水、バターを加える、甘さ控えめのやわらかい生地が基本です。

  1. 材料を混ぜてこね、表面がなめらかになったら一次発酵させる
  2. 生地を6〜8個程度に分け、丸めて10分ほど休ませる
  3. 生地を楕円形にのばし、手前と奥から折りたたんでとじ、ソーセージより少し長い棒状に整える
  4. 天板に間隔をあけて並べ、ひと回り大きくなるまで二次発酵させる
  5. 溶き卵を塗って焼き、焼き上がったら網の上で冷ます

パンどうしをくっつけて並べて焼くと、側面がやわらかく、つながったパンになります。アメリカ風に側面が平らなパンにしたい場合は、この並べ方が向いています。冷めてから切り込みを入れると、断面がつぶれにくくきれいに切れます。

強力粉の一部を全粒粉に替えると、香ばしく食べごたえのあるドッグパンになります。

ホットドッグをおいしく仕上げるコツ

パンとソーセージが用意できたら、ひと手間でぐっとおいしくなります。

  • パンを温める:トースターで軽く温めるか、ソーセージと一緒に少し焼くと、香りが立ち食感もよくなる。焼きすぎると割れやすいので注意
  • ソーセージの火の通し方:ボイルするとジューシーに、焼くと香ばしく仕上がる。ボイル後に軽く焼き目をつける方法もある
  • キャベツの下ごしらえ:せん切りキャベツを塩こしょうとカレー粉で炒めて挟むのは、日本の家庭でよく親しまれている組み合わせ
  • パンにバターを塗る:切り込みの内側に薄くバターやマスタードを塗ると、具の水分がパンにしみにくい

生ソーセージを使う場合は、中までしっかり火を通してください。

国や地域で違う、ソーセージとパンの組み合わせ

ソーセージをパンに挟んで食べる習慣は、ホットドッグという名前で知られるずっと前から、ソーセージの本場ヨーロッパにありました。国や地域によって、パンの選び方にも個性があります。

ドイツでは、焼いたソーセージを丸くて皮のかたい小型パン(ブロートヒェン)に挟んで食べるスタイルが、屋台などでおなじみです。ソーセージがパンから大きくはみ出していても気にせず、マスタードをつけて食べます。パンはあくまでソーセージを持つための「器」という位置づけで、主役はソーセージです。

アメリカでは、やわらかく軽いホットドッグバンズが主流で、ソーセージとパンの長さがほぼそろっているのが一般的です。トッピングも地域色が豊かで、刻んだ玉ねぎやピクルス、チリソースなどがのせられます。シカゴの名物とされるホットドッグのように、ケシの実をまぶしたパンを使う例もあります。

日本では、ふんわりしたコッペパンやドッグパンに、炒めたキャベツとウインナーを挟んだホットドッグが、パン屋さんの惣菜パンや家庭の軽食として親しまれてきました。ソーセージの種類と国ごとの違いは、ソーセージの記事でも紹介しています。

余ったパンの保存とアレンジ

ドッグパンは水分が抜けやすく、翌日にはかたくなりやすいパンです。その日のうちに食べきれない分は、1本ずつラップで包んで冷凍しておくと便利です。食べるときは自然解凍してからトースターで温めると、ふんわり感が戻ります(パンの冷凍保存)。

ホットドッグ以外にも、ドッグパンはいろいろに使えます。ポテトサラダや卵サラダ、焼きそばを挟んだ調理パン、薄く切ってガーリックバターを塗って焼くラスク風のおつまみなど、細長い形を生かしたアレンジが楽しめます。

まとめ

ホットドッグのパンは、ソーセージを挟むための細長いパンで、やわらかいドッグパンやコッペパン、香ばしいバゲットなど、選ぶパンによって味わいが変わります。ソーセージの太さや長さに合わせてパンを選び、パンを軽く温めるだけでも仕上がりがよくなります。家庭ではロールパンの生地を棒状に成形すれば焼けるので、好みの具に合わせて作ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました