シャトレーゼのワインとは、菓子のシャトレーゼのグループ会社「シャトレーゼベルフォーレワイナリー」が山梨県で造っているワインのことです。甲州やマスカット・ベーリーAなど山梨のブドウを使ったワインが中心で、ワインを扱うシャトレーゼの店舗やオンラインショップ、ワイナリーの売店で購入できます。
シャトレーゼとワインの関係
シャトレーゼは山梨県甲府市に本社を置く菓子メーカーで、山梨の果物や農産物を使った菓子づくりで知られています。ワイン事業を担うのが、グループ会社の株式会社シャトレーゼベルフォーレワイナリーです。
このワイナリーの前身は、1985年に雪印乳業(現在の雪印メグミルク)が現在の甲斐市に開いた「雪印ベルフォーレ」です。一方のシャトレーゼは2000年にワイン事業に乗り出し、勝沼町にあった自社の旧本社を改築して「勝沼ワイナリー」を開きました。2002年にシャトレーゼが雪印ベルフォーレの全株式を取得して勝沼ワイナリーと一体になり、今の社名になっています。現在は甲斐市と甲州市勝沼町の2か所でワインを造っています。
2つのワイナリー
| 拠点 | 場所 | 特徴 |
|---|---|---|
| ベルフォーレワイナリー | 山梨県甲斐市 | 工場見学ができ、直売所やガラス美術館を併設。手ごろな価格帯のワインを中心に造る |
| 勝沼ワイナリー | 山梨県甲州市勝沼町 | 自社管理の畑のブドウを中心に、こだわりのあるワインを少量ずつ造る(工場見学はなし、売店あり) |
勝沼ワイナリーは、勝沼周辺など山梨県内に点在する自社畑でブドウを育てています。日本のワイン専門メディアの取材記事では、標高の違う複数の畑を持ち、除草剤を使わない草生栽培に取り組んでいることが紹介されています。2025年には、イギリスのワイン誌が主催する国際コンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード」で、勝沼ワイナリーの「勝沼甲州2023」が金賞を受賞したと発表されました。
どんなワインがあるか
山梨は日本有数のブドウ産地で、シャトレーゼのワインも山梨県産のブドウを使ったものが中心です。
- 甲州の白ワイン:山梨を代表する白ブドウ「甲州」の辛口白ワイン。すっきりした酸と、柑橘を思わせるやさしい香りが特徴で、和食にも合わせやすいワインです。品種については甲州ワインの記事で詳しく紹介しています。
- マスカット・ベーリーAの赤ワイン:日本で生まれた黒ブドウで造る赤ワイン。いちごのような甘い香りと、やわらかな渋みが特徴です。
- スパークリングワインや小容量の瓶:少しだけ飲みたいときに便利なサイズの商品もあります。
- 季節限定の新酒・生ワイン:秋には、その年に収穫したブドウで造った新酒や、加熱処理をしない「樽出し生ワイン」がワインフェアとして登場する年があります。
国産ブドウだけで日本国内で造られたワインは「日本ワイン」と表示できます。日本ワインの決まりについては日本ワインとはをどうぞ。
どこで買えるか
シャトレーゼのワインは、すべての店舗で扱っているわけではなく、ワインを取り扱う店舗で販売されています。秋のワインフェアなどの限定商品は、実施店舗だけで数量限定になることが多いので、近くの店で扱っているかは事前に確かめておくと確実です。
ほかに、シャトレーゼのオンラインショップや、山梨のワイナリーに併設された売店でも購入できます。ワイナリーを訪ねれば、店舗では見かけない銘柄に出会えることもあります。見学の可否や営業時間は変わることがあるので、出かける前に公式情報を確認してください。
楽しみ方
甲州の白は、刺身や天ぷら、塩味の焼き鳥など、だしや塩を生かした料理と好相性です。マスカット・ベーリーAの赤は、照り焼きやすき焼きのような甘辛い料理に合わせやすいでしょう。ケーキと合わせるなら、甘口のワインやスパークリングワインが無難です。料理との合わせ方の基本はワインのマリアージュにまとめています。
白ワインは冷蔵庫でよく冷やしてから、赤ワインは夏場なら少し冷やしてから飲むと、味わいが引き締まります。新酒や生ワインは、買ったら早めに飲みきるのがおすすめです。
ワイナリーを訪ねるときは、甲斐市のベルフォーレワイナリーは中央本線の塩崎駅から歩ける距離にあり、勝沼ワイナリーは勝沼ぶどう郷駅からバスなどで向かえます。試飲をする場合は車を使わない計画を立てましょう。
まとめ
シャトレーゼのワインは、グループ会社のシャトレーゼベルフォーレワイナリーが山梨県の甲斐市と勝沼の2拠点で造る、山梨のブドウを中心にしたワインです。甲州の白やマスカット・ベーリーAの赤など、日本の食卓に合わせやすいワインがそろい、ワインを扱う店舗やオンラインショップ、ワイナリーで購入できます。秋の新酒の時期は、限定のワインにも注目してみてください。
※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。



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