ワインのプレゼントの選び方とマナー|贈る相手と場面別のポイント

ワインのプレゼントの選び方とマナー|贈る相手と場面別のポイント 内食

ワインをプレゼントするときは、「相手の好み」と「贈る場面」から考えるのが基本です。好みがわからない場合は、お祝いの席なら辛口のスパークリングワイン、食事の手土産なら料理を選ばないミディアムボディの赤か辛口の白が無難です。この記事では、ワインの選び方と、のしやラッピング、手土産や配送のマナーを紹介します。

まずは相手を思い浮かべる

ワインは好みがはっきり分かれるお酒です。贈る前に、相手について次のようなことを思い浮かべてみましょう。

  • お酒を飲む人か:体質や健康上の理由、宗教上の理由などでお酒を飲まない人もいる。わからなければ、それとなく確かめる
  • どんな味が好きか:赤か白か、辛口か甘口か。普段飲んでいるお酒も手がかりになる
  • ワインにどれくらい詳しいか:詳しい人には産地や造り手にこだわったもの、そうでない人にはわかりやすく飲みやすいもの
  • 家族構成:家族で楽しむならスパークリングや飲みやすいもの、一人で楽しむならハーフボトルも

相手がお酒を飲まない場合は、ノンアルコールワインやぶどうジュースを選ぶ方法もあります。ノンアルコールワインについてはノンアルコールワインの記事で紹介しています。

場面別のおすすめ

場面 おすすめのワイン 選ぶときのポイント
誕生日 生まれ年のワイン、好きな品種のワイン 年齢の節目なら生まれ年のヴィンテージが特別感を出せる
結婚祝い シャンパンなどのスパークリング、紅白のセット ペアグラスと組み合わせるのも人気。結婚した年のワインを記念に寝かせてもらう贈り方も
出産祝い 子どもの生まれ年のワイン 20歳になったときに一緒に開ける、という楽しみ方ができる。授乳中の場合はすぐに飲めないことに配慮する
昇進・退職祝い 知名度のある産地のワイン、シャンパン ボルドーやブルゴーニュなど、誰が見ても特別とわかるもの
お歳暮・お中元 赤白のセット 好みがわからなくても、どちらかは楽しんでもらえる
ホームパーティーの手土産 スパークリング、飲みやすい赤や白 その場で開けてもよいものを。冷やす必要があるものは事前に冷やしておく

シャンパンを選ぶならシャンパンの選び方、特別な一本を探すなら高級ワインの記事も参考にしてください。

好みがわからないときの選び方

相手の好みがわからないときは、多くの人に受け入れられやすいワインを選ぶのがコツです。

  • スパークリングワイン:お祝いの雰囲気があり、料理も選ばない。辛口のブリュットが無難
  • ミディアムボディの赤:渋みが強すぎず、和食にも洋食にも合わせやすい。メルロやピノ・ノワールなど
  • 辛口の白:すっきりしたタイプは食事に合わせやすい
  • 赤白のセット:どちらかは好みに合う可能性が高い

また、ラベルのデザインが美しいものや、ボトルの形がかわいらしいものは、ワインに詳しくない人にも喜ばれやすいです。店で贈る相手のことを伝えて相談すると、予算に合わせて選んでもらえます。好み別の選び方はワインの選び方の記事にまとめています。

特別感を出すアイデア

同じワインでも、少し工夫するだけで記憶に残るプレゼントになります。

  • 生まれ年・記念年のワイン:誕生年や結婚した年のヴィンテージ。古い年のものは希少なので、早めに専門店で探す
  • 名入れのラベルやボトル:名前やメッセージを入れられるサービスもある
  • グラスや小物とのセット:ワイングラスやワインオープナーと組み合わせると、すぐに楽しんでもらえる
  • 産地にちなんだもの:相手の思い出の旅行先や、ゆかりのある国のワイン

予算は、相手との関係や場面に合わせて考えます。高価すぎるワインは、かえって相手に気をつかわせてしまうこともあります。気軽な手土産なら普段より少し良いくらいの一本、節目のお祝いなら特別感のある一本、と考えると決めやすくなります。2本以上贈るなら、同じ造り手の赤と白や、同じ品種の産地違いなど、飲み比べを楽しめる組み合わせにするのも喜ばれます。

選んだ理由をひとこと書いたメッセージカードを添えるのもおすすめです。「旅行の話をしていたイタリアのワインです」「好きだと言っていたピノ・ノワールです」といった言葉があると、ワインそのもの以上に気持ちが伝わります。合わせる料理や飲みごろの温度を書き添えておけば、ワインに詳しくない相手にも親切です。

のし・ラッピングのマナー

改まった贈り物では、のし紙をかけることもあります。お祝いごとには紅白の蝶結びの水引が一般的ですが、結婚祝いのように「一度きりであってほしい」お祝いには、ほどけない結び切りの水引を使います。表書きは「御祝」「御礼」「御歳暮」など、目的に合わせて選びます。

ワインは瓶が割れやすく、形も独特なので、専用の箱や袋に入れてもらうと安心です。お店でギフト用の包装を頼むときは、のしの有無や表書きもあわせて伝えましょう。なお、お見舞いにはお酒を避けるのが一般的です。

手土産と配送の注意点

ワインを手土産として持参するときは、受け取った側が「今すぐ開けなければ」と気をつかわないように、「よかったら後で楽しんでください」と一言添えると親切です。逆に、その場で一緒に楽しむつもりなら、前もってそう伝えておくとよいでしょう。

配送で贈る場合は、夏場はクール便を使うと品質を保ちやすくなります。ワインは高温や直射日光に弱く、温度の高い場所に長く置かれると味わいが損なわれることがあります。受け取った人が保存方法に迷わないよう、「涼しい暗い場所で保管を」と添えておくのも気配りです。保存のしかたはワインの保存の記事で紹介しています。

また、20歳未満の人にお酒を贈るのは避けましょう。家族あてに贈るときも、お酒を楽しむのは20歳以上の人であることを前提に、宛名や渡し方に気を配ると安心です。

まとめ

ワインのプレゼントは、相手の好みと贈る場面から考えるのが基本です。好みがわからなければ、辛口のスパークリングワインや、飲みやすいミディアムボディの赤、赤白のセットが無難です。生まれ年のワインや名入れ、グラスとのセットなどで特別感を出すこともできます。のしやラッピング、配送時の温度にも気を配り、受け取った人が気持ちよく楽しめるように贈りましょう。

※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

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