ロケットナウ・Uber Eats・出前館の配達員を比較【2026年10月】

ロケットナウ・Uber Eats・出前館の配達員を比較【2026年10月】

ロケットナウ・Uber Eats・出前館の配達員は、どれも業務委託で、18歳以上なら登録でき、シフトなしで好きな時間に配達できる点は同じです。大きな違いは、報酬の決まり方(ロケットナウと Uber Eats は配達ごとに変わる金額が受ける前に表示され、出前館は基本報酬400円+ブースト)、入金のサイクル(ロケットナウと Uber Eats は週ごと、出前館は月2回)、そして事故のときの会社の補償制度(公式に公開しているのは Uber Eats)です。

このページでは、2026年10月時点で各社の公式サイト、公式の配達員ページ、ドライバー向けの約款、公式アプリの説明で確認できたことを項目ごとに比べます。公式で確かめられなかった項目は「確認できず」と書いています。「どこがいちばん稼げるか」は、地域の注文の多さ・時間帯・件数で変わり、公式の比較データもないため、この記事では順位をつけません。

全体の比較表(2026年10月時点)

項目 ロケットナウ Uber Eats 出前館
契約 業務委託(運営会社と直接=独立ドライバー)。協力会社経由のプラスドライバーもある 業務委託(個人事業主) 業務委託
年齢 18歳以上 18歳以上 18歳以上(高校生不可)
使える車両 徒歩・自転車・原付・バイク・軽自動車 徒歩(一部都市)・自転車・原付・バイク・軽自動車 自転車・バイク・車
報酬の形 基本料金+(対象注文に)マルチ配達料金・追加料金 予定配送料+チップ 基本報酬400円+ブースト
金額がわかるタイミング 受ける前にアプリに表示 受ける前にリクエスト画面に表示 計算式は公開。1件ごとの表示方法は公式ページに記載なし
入金 毎週(水〜翌火の分を、火曜から3営業日後) 週単位 毎月15日・月末締め、5営業日以内
会社の補償制度 公式ページで確認できず あり(対人・対物賠償、本人のけがの見舞金) 公式の募集ページに記載なし
登録から開始まで 承認まで最大6時間ほど(公式FAQ) 書類審査後にメールで有効化 最短1日(土日祝除く)

各社の詳しい内容は、ロケットナウ配達員の始め方、Uber Eats 配達パートナーの始め方、出前館の配達員の始め方にまとめています。

登録条件の違い

年齢はどこも18歳以上です。違いが出るのは外国籍の人の扱いです。

  • ロケットナウ:公式アプリの説明では「18歳以上で日本国籍をお持ちの方」。公式FAQには、永住者・定住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等・ワーキングホリデーなら登録できるという回答と、現時点では受け付けていないという回答の両方があり、記載がそろっていません
  • Uber Eats:就労を認める在留資格が必要。特別永住者・永住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等・定住者・特定活動(ワーキングホリデー)が新規登録の対象で、在留カードとパスポートの現物確認がある
  • 出前館:日本語で会話できることが条件。外国籍の人の本登録は、システム入れ替えのため一時停止中

車両と書類の違い

項目 ロケットナウ Uber Eats 出前館
徒歩 可 一部の都市で可 記載なし
自転車 顔写真付き身分証 身分証・プロフィール写真 顔写真付き本人確認書類
原付(125cc以下) 免許証・自賠責・ナンバー 免許証・自賠責(本人名義)・ナンバー写真 免許証・自賠責・標識交付証明書・ナンバー写真・任意保険
125cc超のバイク 事業用ナンバー・任意保険・車検証など 事業用(緑)ナンバー・任意保険または共済など 事業用ナンバーのみ・任意保険など
軽自動車 事業用ナンバー・任意保険・車検証など 事業用(黒)ナンバー・任意保険または共済・車検証。2025年4月1日以降の新規は安全管理者の講習修了証明書と適性診断票も 事業用ナンバーのみ・任意保険など
電動の乗り物 公式で確認できず 特定小型原付は登録不可。フル電動自転車・モペットは原付として登録 フル電動自転車・電動キックボード・基準外の電動アシスト自転車は禁止

3社とも、125ccを超えるバイクと軽自動車は事業用ナンバーが必要です。原付で始める場合、出前館は任意保険の証明書も出す必要があり、ほかの2社は公式の書類一覧では自賠責までです。車両ごとの免許・ナンバー・保険は配達に使う車両の選び方で説明しています。

報酬の決まり方の違い

ロケットナウ

ドライバー向け約款では、報酬(配達料)は「基本料金」に、対象の注文だけ「マルチ配達料金」と「追加料金」が足される形です。基本料金は注文の量、配達できるドライバーの数、天候、地域ごとのリアルタイムの状況で決まり、追加料金には距離に応じた料金、ミッションボーナス、プロモーション料金が含まれます。金額は注文を受ける前にアプリに表示されます。

Uber Eats

リクエスト画面に「予定配送料」が表示され、配達を終えればその金額を受け取れます。予定配送料は、受け取りと届けにかかる見込みの時間をもとに、受け取り・届け先の数、交通状況、店での待ち時間、注文の量、稼働中の配達パートナーの数などで決まります。チップは配達後に加算されます。リクエストを断っても評価に影響しないと公式に書かれています。

出前館

計算式が「基本報酬(400円)+ブースト」と公開されています。ブーストは距離、曜日や時間帯(休日・食事どき)、天候などで上乗せされる分です。ブーストの具体的な金額は公式の募集ページには載っていません。

どの会社も、1件の金額は需要と供給で動く部分があり、「1件いくら」と一律には言えません。キャンペーンの有無で同じ時間でも報酬が変わるので、実際の金額はアプリで見比べることになります。

入金サイクルの違い

  • ロケットナウ:毎週水曜〜翌週火曜(土日祝含む7日間)の分を、その火曜から3営業日後に振込
  • Uber Eats:週単位で自動振込
  • 出前館:毎月15日と月末に締め、各締め日から5営業日以内に振込(土日祝は営業日に含まない)

こまめに入金されるほうがよい人は週ごとの2社、月2回でまとめて受け取ってよい人は出前館も選択肢に入ります。

事故と保険の違い

Uber Eats は、配達中の対人・対物賠償と、配達パートナー本人のけがへの見舞金(医療見舞金は上限50万円、入院・稼働不能見舞金は1日7,500円で上限60日など)を公式に公開しており、事前の申し込みはいりません。ただし自分の車両の損害は対象外で、自賠責保険や労災保険の代わりにはならないとされています。

ロケットナウは、2026年10月時点で公式ページに配達員向けの補償制度の案内を確認できませんでした。ドライバー向け約款では、配達中の交通事故はドライバーが自分の責任と費用で解決するのが原則とされています(会社に法令上の責任がある場合などを除く)。出前館は、バイク・車での配達に任意保険の加入を求めていますが、会社の補償制度の内容は公式の募集ページにはありませんでした。

会社の制度だけでは足りない部分を、任意保険や個人賠償責任保険などで補う考え方は3社とも同じです。詳しくは配達中の事故と保険へ。

エリアの違い

ロケットナウは2026年8月7日の公式発表で46都道府県・420都市に広がりました。Uber Eats と出前館の対象エリアは、各社の公式サイトやアプリで確認できます。ただし、同じ市でも会社によって注文の多さはかなり違います。配達員にとって大事なのは「対象エリアかどうか」より「その地域でどれだけ注文が入るか」で、これは公式には公開されていません。気になる会社は登録して、アプリで実際の注文の入り方を見るのが確実です。

掛け持ちするときの注意

複数の会社に登録して使い分ける人もいます。出前館は公式ページで他社との掛け持ちを認めています。一方、ロケットナウのドライバー向け約款では、配達バッグに他社のロゴが入ったものは使えないとされています。会社ごとにバッグや表示のルールが違うので、掛け持ちするなら各社の規約を確認してください。

こんな人にはこの会社

  • 報酬の計算式をはっきり知っておきたい:出前館(基本報酬400円+ブースト)
  • 受ける前に金額を見て選びたい:ロケットナウ、Uber Eats
  • 週ごとに入金されたい:ロケットナウ、Uber Eats
  • 会社の補償制度がはっきりしているほうがよい:Uber Eats
  • 徒歩で始めたい:ロケットナウ、Uber Eats(一部の都市)
  • 決まったシフトで働きたい:ロケットナウの協力会社(プラスドライバー)の募集

この記事の内容は2026年10月時点のものです。報酬の仕組み・登録条件・補償制度は変わるので、登録の前に各社の公式サイトと配達員用アプリで最新の内容を確認してください。

公式の配達員募集ページ:ロケットナウ/Uber Eats/出前館

まとめ

  • 3社とも業務委託・18歳以上・シフトなし。外国籍の人の扱いは会社で違う
  • 125cc超のバイクと軽自動車は3社とも事業用ナンバーが必要。電動の乗り物の扱いも会社で違う
  • 報酬はロケットナウが基本料金+追加料金、Uber Eats が予定配送料+チップ、出前館が基本報酬400円+ブースト
  • 入金はロケットナウと Uber Eats が週ごと、出前館が月2回
  • 会社の補償制度を公式に公開しているのは Uber Eats

始め方の全体はフードデリバリー配達員の始め方をご覧ください。

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